world






 





■ア・トボロ a/tovola
教区を抱える大陸。
土壌は安定し、比較的温暖な気候なため住みやすい。
往来で賑わう教会街や大陸を横切る鉄道、大手企業ボイド本社や川沿いにいくつか町のがあり、最も発展している。
花・花憑きへの偏見は薄め。幽霊の数は普通。
教会街は大聖堂を街の再奥に置いたレンガ造りの建物が並ぶ坂の町。大通りには店が立ち常に並び賑わいを見せている。

大聖堂の背後には頂上が見えないほどの山が壁のように連なる。向こう側へ辿り着けたものはいないとされている。

メズマスとは階段続きであり、交流が深い。タブトリア・リバーグライとの関わりは比較的浅い。殆どの食用ヤドリギを管理しているため、発言力が強い。

大きなもの→大聖堂、大壁、大階段
遠の地  →花の水路



■タブトリア TbibTrya
年中雪の振る寒冷な大陸。
鉱物資源が豊富だが土地は他の大陸より痩せている。マキシムトマトの唯一の生産地。
ネイド家周辺に中規模な街(この街を指してタブトリアとも呼ぶ)があり、それ以外に住居は無い。
羽や耳等、何かしらのパーツを発現させた個体が多い。花や花憑きへの偏見は薄め。幽霊が多い。

年に数回、大舞台からの猛烈な吹雪によって外出すら困難になる時期がある。
また、大雨が活発化したときには吹雪と重なり霰となり、街に被害が出ることが稀にある。
雨遺跡には溶けない雪の結晶が析出することがあり、貴重な宝石として有名。

タブトリアからより過ごしやすいウィケー諸島に移り住むものも多い。メズマスとの交流は盛ん。
リバーグライとは非常に密接な関係を持ち、鉱物資源の殆どを輸出している。

大きなもの→大舞台
遠の地  →雨遺跡



■リバーグライ ReburGkri
降水量の少ない、乾燥した温暖な大陸。
貴金属や宝石を用いた建築・装飾の製造に長けている。
花や花憑きに対して悪い感情を抱いている。幽霊は少ないがダークマターの出現はリバーグライに集中している。
水源付近に村や町があり、青い屋敷で有名なタグ家が水源を管理している。水源周辺とそれ以外では土地の栄養には偏りがある。

白砂漠周辺は激しい砂嵐が吹き荒れる。
砂漠を抜けた先には大きな卵と、ガラス製造を生業としたものたちの集落がある。
この集落は大雨の影響で湿潤した地域であり、非常に過ごしすいが物資の入手や交通は非常に不便である。

タブトリアから産出した鉱物を加工して経済をまわしている。
タブトリアと隣接した地域は砂と雪が入り混じり、気候も著しく不安定。

大きなもの→大鉄塔
遠の地  →群生鉄格子、白砂漠、卵



■ウィケー諸島 Uwickeru
ア・トボロとタブトリアに挟まれた島々。
ア・トボロほど過ごしやすい気候ではないが、タブトリアより住みやすい。
中心の島には街ほどもある大きな花が咲いており、その傘下に街がある。花の分厚い花弁がタブトリアから吹く寒気を防ぐ。

島から海中に向かって太い何かのツタが伸びており、薄い岩盤のようなものに植物が絡みつき島になったとされている。
木材で作られた独特の町並みを目当てに、観光客が多く訪れる。どこからか流れ着いてくる不思議なモノが名産。



■メズマス Medb-mas
ア・トボロとタブトリアに挟まれた海域。
海流が激しく不規則で流されやすい。
幻想生物の魚に憧れた者達が魚に成りすまし、海中で過ごすようになった。大階段やウィケー諸島のツタなどを利用して生活している。
群青の綺麗な海は眺める分には絵画のように美しく、水を持ち帰るものも居る。美味しい。

大きなもの→大階段



■イリグラム Irigram
大雨に降り込められた海域。
エニア連島、キーツへ行くにはイリグラムを通過する必要がある。
大雨は日や時期によって強さが異なる。

大きなもの→大雨



■エニア連島 Exniae
神域に最も近い場所。
1番目と2番目の島は踏破済みだが、それ以降の詳細は明らかになっていない。
1番目の島には常に虹がかかっている幻想的な場所。極小規模の集落がある。
2番目の島には大思想のメインコンピュータが設置されている。

大きなもの→大思想




■キーツ Xeats
神域。詳細不明。

大きなもの→大穿



■ヒュムノーゲン HumuNogen
遠の地のこと。およそ住める環境ではない場所を指す。

・花の水路-はなのすいろ
教会と大壁の間に作られた水路。澄み切った輝く水は触れたものを溶かすという。入り口は大昔、教会が成立する前から封鎖されている。

・雨遺跡-あめいせき
極寒の地にも関わらず雨が滴る遺跡。水に沈んだものも多い。雨が降っているにもかかわらず日の光に照らされる。

・白砂漠
一面真っ白な砂漠。日の光を全て反射しそこに居るものを焼き尽くす。ガラス柱が乱立する地帯がある。

・群生鉄格子
常に夕日に照らされた場所。黒い鉄格子が規則性も無くたたずんでいる、非常に幾何学的な風景。迷ってしまったら帰れない。ダークマターが多い。




■大きなもの GreatOne
神様が遺したとされるモノ。

・大聖堂-だいせいどう
教区にある非常に大きな聖堂。扉や階段などのスケールが大きい。

・大壁-たいへき
教区の背後にそびえる山河。頂上が見えない。山の表面は不思議に飾られている。上空に行けば行くほど強風が吹きつけてくる。

・大階段-だいかいだん
ア・トボロからメズマス海中へ続く大きな白亜の階段。美しい装飾が施されている。

・大舞台-おおぶたい
一面吹雪に閉ざされた平地。どこかに劇場の残骸があるという。

・大鉄塔-だいてっとう
天上まで届く大きな鉄塔。電波を送信しているが、内容は解明できていない。

・大雨-おおあめ
天空に浮かぶ金属片から降り続く雨。金属片は切り離しても雨を降らせ続けるため、リバーグライで高値で取引される。

・大思想-だいしそう
MEQ,EXG,TIFからなる3律のコンピュータシステム。大手食品メーカー「ボイド」が所有する。
取扱説明書によるとパーソナルは"女性"。プラグラムを保存したメインコンピュータはエニア連島にある。

・大穿-おおうがち
果てしなく大きく深い穴。底に何があるがは不明。












inserted by FC2 system